衛生的で、安全性が高い布おむつのレンタル

腰巻のように下肢全体を包んでしまう巻きおむつは最近では見られなくなった。昭和中期、第二次大戦後に普及したパンツ形の当て方が多い。
脚の運動を妨げないように、また乳児の腹部を圧迫しないようへそより下に、濡れる範囲が広がらないように要所に当てる。
並幅長方形のものは、胴に巻く部分を三角形に折りたたみ、中央の股に当てる部分は、縦に半幅に折り、男子は前を厚くし、女子は後ろの部分が厚くなるように当てる。
なお.股間だけに布を当て、腰まわりを包まない方法(股おむつ)が、先天性股関節脱臼の生後成立を予防するためにすすめられ普及している。乳児の体をおおう部分が少なく、下肢の運動を制限しないのでよい方法である。
股おむつを固定するためのおむつカパーも市販されている。排便後はなるべく早く乾いたものと交換し、濡れたときは不快感を覚えて自分がら教えるように習慣づけるとよい。

おむつは【むつき(襁褓)】に由来する。
褓は体をくるむ布、襁はそれをしばるひもを意味し、もともと生れたばかりの赤子の体をくるむ布をさしていた。
むつきには大小二種があり、大きいむつきで体全体を、小さいむつきで股をつつんだが、その後、日本では赤子の体を布でくるむ習慣が消え、股間にあてる布だけが大小便の始末の目的で残った。
おしめ(御湿)ともいう。おしめは[湿し]の女性用語で、排尿便を意志でコントロールできない乳幼児、あるいは自力で用が足せない病人、老人の大小便の始末のために、腰部、股間に当てる布や紙ナプキンをいう。

清潔を保つためと、乳児の健康状態を知る目安として、便の色がわかりやすい白地がよい。
肌ざわりが柔らがく、吸水性に富んだ地質で、洗いやすく、乾きの早いことが必要なので、一般にはさらし(晒し・白地の木綿)、ドビー織等が用いられる。

日本では主に木綿の布地を輪形・長方形に縫った のが、欧米では四角い布を三角形や洋だこ形に折ったものが用いられてきたが、織機の構造の違い、織られるのサイズが日本と欧米で異なっていたがらである。従来の和式お'つは、普通、晒し一反から六つの布を取り、並幅30から34センチ、丈70センチぐらいの長方形になるように輪に縫ったものである。
第二次世界大戦後は欧米型の四角いおむつも普及し、伸縮性・吸水性などを考慮して、綾織など織り方にもさまざまなものがある。
また、20数年前からは乳児の先天性股関節脱臼の予防という観点から成形おむつと呼ばれる股おむつ(タンザク型、楕円形等)も普及している。

 
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